施設種別を超えて

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昨晩は南区社協の施設部会の新年会。

横浜には18区ありますが施設に種別を超えて研修したり交流したりする組織は南区の施設部会だけである。

歴史をさかのぼれば戦後間もない昭和26年日米の平和条約が結ばれるころ社会福祉事業ほうが制定され、全国に社会福祉協議会が結成され始めました。

当時も南区には更生保護、母子保健、保育、医療関係といった様々な施設や団体があり、そのメンバーが区社協の中に「社会事業施設及び団体」という名目で施設部会の活動が始まり、早速活動が始まったようだ。

一つは施設見学・研修、もう一つは職員のレクリエーション・親睦

そして、この流れが70年間続いているというのは奇跡に近いと個人的に思っています。

社会が複雑化し、専門分化し、施設数も増加することで施設種別ごとにバラバラになって消滅してもおかしくないと思うのだが、救護施設・更生施設・母子生活支援施設・保育園・乳児院・高齢者施設等々の様々な福祉の専門職が集まる意義を感じながら手弁当で活動を続けてきた先人の皆さんには感謝しかない。

昨日はうちの保育園の新人も参加し、生活保護法の施設の職員たちと一緒のテーブルになった。

何を話していいかわからない、質問するにしても何を聞いていいかもわからない・・・でも、流石、対人援助の専門家、冗談を交えながらやさしくお互いの施設の紹介をしながら、「今度、子ども食堂の手伝いに来てよ」といった交流が始まった。

我々福祉施設は地域福祉に寄与することも大切な事業の一つであるので、同じ地域で活動する仲間の存在を感じながら、そして、お互いの特性を活かしながら社会資本として認められていくためにもこれからも交流・研修を重ね施設間の協働を大切にしていきたい。

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