SDGsに関する講演・講座を全国各地で実施し、その高い満足度の高さからあらゆる分野から引っ張りだこの横山泰治さんを招いて「人権とSDGs」研修を実施しました。
週末の勤務後に3時間というう長丁場の研修ということもあり、ウキウキした気分で研修に参加する職員などいないと思うのだが、トーク開始後15分も経つと横山さんのエネルギッシュな話に前のめりになってメモを取り出す職員が表れだし、そして、35分後にワークが始まると部屋中で沸き起こる対話・対話・対話。
SDGsのシミュレーションゲームということを忘れ、自分のチームの目標の達成を目指していたが、途中から世界の状況を鑑み、全体の利益のために協同していく変化には、一人だけでなく多くの職員の中に気づきが生まれたからだろう。
単なる自己犠牲でもなく、誰一人取りこぼさず、誰一人欠けることなく世界を構築していこうというエネルギーのベクトルが合ってきたときの気持ちよさは、現実の保育実戦でもぜひとも実現していきたいと感じる場面でもあった。
ちょうど3週間前のワークショップでも語られた「情報(事実)の共有」と「自分起点」というワードが今日も登場してきた。若手もベテランも自分の持っているものを活かしきることがマルチベネフィットに繋がることが感じられたのであれば最高だ。
あっという間の3時間でしたが、それも横山さんのファシリテーション能力のなせる業だろう。
一方、その力を活用し自由闊達にワーク出来たのは間違いなく、うちの職員の力と特性だと思う・・・この力を結集、活用できればくらき永田の保育の未来は明るくなると感じた研修でした。