今日、屋上の2階「乳児の森」は、いつになく賑やかでした。地域の婦人部のおばあちゃんたちが、朝から森の整備に来てくださったのです。熟練の手つきで、草むしりしたり、剪定鋏でチョキチョキしたり、また、慣れた手つきでスコップを操り土おこしをする姿は、まるで大地の守り神。そして、その仕事ぶりを、興味津々で見つめる1歳児クラスの子どもたち。

そのうちに、子どもたちが、おばあちゃんたちの真似をし始めました。小さな手で、落ち葉を集めたり、土をいじったり。言葉は交わさなくとも、そこには「土に触れる楽しさ」や「命を育む尊さ」といった、大切なものが確かに伝承されているようです。「見よう見まね」こそ、最大のエデュケーション。昨日のサーキュラーエコノミーではないですが保育園は、こうした原体験が地域資源の中で生まれる場所なのだと再確認。
また、整備が終わった夕方には、今年度最後となるマルシェが開催されました。お迎えに来た保護者、そしておばあちゃんたちに誘われて立ち寄った地域の皆さんも、楽しそうにお買い物をされていきました。マルシェで販売されたのは、横浜の都市農家さんから届いた、規格外も含めた新鮮で美味しいお野菜たち。これも一つの「資源の循環」の実践です。保育園が、家庭、園、地域住民、生産者が日常的に交差する「地域の結節点」となることで、モノだけではない、心温まる関係性の循環も生まれてきている。

屋上の乳児の森から生まれた緑や花、そしてマルシェで生まれた食の循環は、小さな「地域循環圏」のモデルケースとなり得ると思うし、保育園が、多世代が寄り添い、自然と関わり、学び合う「サーキュラーエコノミーの心臓部」として、これからも地域と共に歩んでいきたいと、土と笑顔に触れた今日、改めて思いました。婦人部の皆さん、本当にありがとうございました!
