「のらねこぐんだん」の卒園式

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いきいき組18名の子どもたちの卒園式が無事終わりました。好奇心が旺盛で、いつも何か面白いことを企んでいような姿から絵本『のらねこぐんだん』の異名を持つクラスでもありました

何か面白いことを見つけると、みんなで集まって『ニャー、おもしろそうだね』と目を輝かせているのだけれど、元気すぎて、先生たちを『ドッカーン!』と驚かせてしまうこともありますが、反省をし、自分たちで解決して、最後はわんわんちゃん役割のS先生が「よし分かった」・・・・それの繰り返しの中でココロもカラダもたくましくなってきた印象がある面々でした。そんな子どもたちに向けて卒園式では三つの素晴らしい力をお話させてもらいました。

ひとつは想定外をチャンスに変えてしまう力です。今の時代、あらかじめ用意された正解はすぐになくなってしまいます。 お別れ遠足の時筏(いかだ)から落ちる、アリ地獄に飲み込まれる。普通なら「失敗」や「アクシデント」と呼ばれる状況を、彼らは自ら望んで「遊び」に変えました。 これは、「予測不能な事態をストレスとして受け取るのではなく、新しい価値や楽しみに変換する知性」です。この力がある限り、どんな環境の変化も彼らにとっては「面白い冒険」になることでしょう。

次は「やらされる」は無理、でも「やりたい」と思ったらとことんやっちゃう力。「アリ地獄を登らされる」のではなく「落ちることを選ぶ」。 この小さな選択の差は大きい。自分で決めて動くことは、最強のモチベーション(内発的動機付け)になります。 「誰かに言われたからやる」のではなく「自分が面白いと思うからやる」という主体性は、これからの自律型社会を生き抜くためのエンジンそのものです。

最後は失敗の定義を書き換える自己肯定能力。「のらねこぐんだん」の物語は、最後には必ず片付けをして、また新しい旅に出ます。 いきいき組の皆さんも、水に濡れても、穴に落ちても、笑って立ち上がりました。 「失敗しても大丈夫、むしろ面白い」というマインドセットは、挑戦を恐れない「最強の自己肯定感」を育みます。立ち直るスピード(レジリエンス)が速い人は、その分、試行回数が増え、結果として大きな成果を掴み取ることも大切な力のひとつです。

これは単なるいたずらのエピソードではなく、これからを生きていく上での『最強の武器』を見た気がするのです。自分で面白さを見つけ、面白がれる主体性が発揮できれば、どんな場所にいても自ら光り輝くことができると信じています。いきいき組の子どもたちがこの園で手に入れた『失敗さえも楽しむ心』は、小学校での勉強や、その先の人生において、何にも代えがたい知恵となるはずです! いきいきさん卒園おめでとう。

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