評価のためでなく「意味を取り戻す」ための面談

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今日から、職員一人ひとりとの1on1面談が始まった。一年を振り返り、次年度に向けて自分自身の課題を見つめ、行動指針を持ってもらうための時間である。

何度も何度も話していることだが、この面談を、「評価の場」だとは考えていない。むしろその逆で、評価から自由になるための時間にしたいと考えている。

現場で働いていると、いつの間にか保育士は「できているか」「足りていないか」
「迷惑をかけていないか」「期待に応えられているか」そんな外側の物差しで自分を測るようになることが多い。
これは「他者評価を起点に行動する状態」で、保育士さんはは頑張っているようで、実は自分の意思からは遠ざかっていいることに気が付かない。

だから僕が1on1で一番大切にしたいのは、「何ができたか」ではなく、「あなたは、この一年、何を大事にしてきたのか」という問いなのだ。

うまくいったかどうかよりも、正解だったかどうかよりも、「あなたは、どんな思いでその選択をしたのか」を聞きたい。

目標はもっと先でよい。それより、自分は何者でありたいかを思い出してもらいたい。

忙しさの中で、「やらなければならない保育」「間違えないための選択」「無難で安全な振る舞い」に覆われてしまった思考を、一度ほどいていく。

そして、「私は、なぜこの仕事を選んだんだっけ」「何に喜びを感じる人間だったんだっけ」という“Want to”に、もう一度触れ直してもらいたい。

そもそも行動指針なんて上から与えられるチェックリストではない。自分の内側から立ち上がってくる方向感覚のようなものだと思っている。

評価のためではなく、管理のためでもなく、成長を急かすためでもない。

一年を振り返るこの時間が、「またここから、自分の足で歩いていこう」そう思える起点になることを願って話を聞きたいと思っています。

 

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