南警察との不審者対応訓練

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いつどんな状況で不審者が現れるかはだれも予測できません。子どもたちだけでなく、自分たちの命を守るためにも日頃から様々な状況を想定しながら訓練をしなければなりません。

今日は毎年恒例となっている横浜市南警察生活安全課との合同不審者対応訓練を行いました。

園庭で子どもたちと遊んでいるときに不審者が「子どもに会わせろ!」という想定だが、詳しいことは何も知らされていない保育士たち。

はたして、不審者を発見し、みんなに知らせ警察に連絡し、出来るだけ侵入を防ぎ、子どもたちを避難させ、警察が来るまで時間を稼ぐことが出来るのか!!

訓練参加者は簡単には役割分担をしていたようだが、感心したのはその場の対応だ。

相手を刺激しないように且つ、安全な環境で会話を続けるとっさの判断はなかなかできるものではないが警察官が感心するほどのトーク術で時間を稼ぐ。

しかし、相手は何をするかわからない不審者だ。施錠してある門を飛び越えて園庭に侵入!子どもたちは園舎に避難させたが、園舎に入られたら大変だ!

ここでも保育士が瞬時の判断。事務所から持ちだしたサスマタで相手との距離をとっていると、フォーローの職員が傘を広げ、さらに近くにあった遊びで使う雨どいなどを使って不審者の侵入を食い止める。

毎年の積み重ねの成果ともいえるのではないかと思うのだが身近なものを活用し、最低限やらねばならないことを工夫しながら対応する姿は見ていて感心してしまいました。

訓練終了後はreflection。今日の対応をより精度を高めたり、様々な場面に応用が利かせるために何をすべきかをレクチャーしてもらいました。その時も不審者対応の初動の考え方・職員間で情報を共有するときの留意事項などなどたくさんの質疑応答が行われ充実した訓練となりました。