お泊り会を終えて

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無事にお泊り会を終えることができました。

感染症や熱中症など様々なリスクにも配慮しながら質の高いお泊り会を実施するのは保育士にとって苦しい仕事だが、一方で普段では見られない子どもたちの表情などに出会えたり、心の底から楽しい時間を保護者に説明できるときの充実感は体験したものにしかわからない感情が湧いてくる。

担任のK先生は保護者の皆さんに総括として「一体感」という言葉でお泊り会を語りだした。

この二日間で不安な気持ちに揺れる友達に寄り添い、励ましたり、勇気づけたりする姿が随所に見られたことを伝えたかったのだろう。

森戸川での川遊びでも蟹を取ったり、淵にジャンプしたり、葉っぱを川に浮かべて競争したり、それぞれが思い思いに遊んでいるようにみえるが、確実にお互いの遊びの面白さや刺激に影響しあいながら密な時間を過ごしていた。

そんな時間を共有したから起こる一体感というか関係性というのはなかなか言葉にするのは難しい。

毎年のことだが保護者ひとりひとりに二日間の出来事や感情の動きなどのお話を伝えたいのだが、そこは子どもの楽しかったの笑顔と、成長した姿で勘弁してもらっている。

また、毎回思うことだが保育士がやりたいと思うことを認めてくれて、さらに背中を押してくれたり、ねぎらいの言葉をかけてくれたり、また、差し入れや協力を申し出てくれる保護者に皆さんには感謝しかない。

僕自身も年齢的な限界も感じ始めていることもあり、皆さんの協力なしで、このレベルの保育を維持するのはなかなか困難でもある。

でも、子どものために「みんなで力を合わせる」・・・大人の一体感も大切にしながらもうしばらく頑張っていこうと思います。

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