「科学する心を育む」保育実践論文で奨励賞を受賞しました

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このたび、くらき永田保育園の0歳児クラスの取り組みが、ソニー幼児教育支援プログラムにおいて、今年度も「奨励賞」に選ばれました・・・これで、4年連続の授賞となりますがその上の優秀園には届きませんでした。でも、論文にチャレンジするとそれに対し、丁寧に評価のポイントや課題を書いていただけること対しては審査員の皆さんへの感謝と真摯な姿勢に感服しています。

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今回うちの保育園が評価されたポイントは、「鏡」をただ映るものとして扱うのではなく、子どもたちが世界と出会うためのとして捉えた点だと考えています。
赤ちゃんたちは、鏡に映る自分の姿や、そばにいる大人の表情、友だちの動きなどを見ながら、「これはなんだろう?」「大丈夫かな?」と、言葉になる前の方法で世界を確かめる姿から子どもがモノを理解していく過程を時間の流れ(タイムライン)として整理しました。すると、鏡は遊びの道具であると同時に、子どもが自分や他者を知り、世界を広げていく大切な存在であることが見えてきました。

また、鏡を通して大人の表情を同時に見ることで、「先生が笑っているから大丈夫そう」「ちょっと不思議だけど楽しそう」と感じ取る姿も多く見られました。これは、赤ちゃんが大人の表情を手がかりに安心したり行動を決めたりするソーシャルレファレンシング(社会的参照)が、鏡によってより豊かに育まれていることに言及したことも評価の一つだったのかなと。

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日々の何気ない遊びや生活の中にある、子どもたちの「なんだろう?」という小さな発見。その積み重ねを大切にしてきたくらき永田保育園の保育実践が、このような形で評価されたことを、職員一同とても嬉しく思っています。

これからも、子どもたちが安心して世界と出会い、自分のペースで探究できる環境を大切にしながら、保育を深めていきたいと考えています。

 

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